貧困が自己責任か考える上で。

やはり以前にもブログに載せた"The Great Gatsby"の冒頭の文章が頭をよぎります。

In my younger and more vulnerable years my father gave me some advice that I've been turning over in my mind ever since.

"Whenever you feel like criticizing any one," he told me, "just remember that all the people in this world haven't had the advantages that you've had."


僕がまだ年若く、心に傷を負いやすかったころ、父親がひとつ忠告を与えてくれた。その言葉について僕は、ことあるごとに考えをめぐらせてきた。
「誰かのことを批判したくなったときには、こう考えるようにするんだよ」と父は言った。「世間のすべての人が、お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」

   スコット・フィッツジェラルド=著 村上春樹=訳


僕なんかより能力があり努力もしたけど、不運に見舞われたりしてワーキングプアにおいこまれた人とかもいるんでしょうね。